こんにちは。たまかえるです。
世界一シンプルなバフェットの投資について、第3回となります。
今回は第5章からです。
引き続きみていきましょう!
※この記事は先日購入したiPad Air で作成しました。
ウォーレン・バフェットのやり方(前回からの続き)
あなたが投資している企業の10年後の姿をイメージできるだろうか?
第5章です。
株ではなく、企業を買う
世界一シンプルなバフェットの投資 目次より引用
さて、投資とはどのような行為を指すのでしょうか?
私は2年前、投資はギャンブルのような危険な行為であると思い込んでいました。
しかし、投資はそのような程度の低いものではないことがわかりました。
投資とは短期的な株の売買差益で儲けようとすることではありません。
この行為は多くの場合、投機的な側面が強いです。
では、投資とは何なのかというと、適切な事業を買うことなのです。
大事そうなので、もう一度。投資とは適切な企業を買うことです。
企業ならば、何でもいいわけではないよ。たくさんある中から、適切な事業を買うんだね。
株を買うこと=企業の一部を所有することです。
株を購入したその瞬間からその会社のオーナーになるのです。
会社の時価総額は、「株価×発行株式数」で算出されますね。
発行株式の所有割合によっては会社の意思決定に議決権を行使し参加することができます。
日々刻々と上下する株価を見ることも大事ですが、それ以上にその企業の価値(バリュー)を見極める必要があります。
投資の際は、その企業のファンダメンタルズを見ることが重要です。
4つのチェック項目
バフェットは企業を買う際に以下4項目に適合する企業かどうかをチェックします。
①自分が理解できる企業
②将来有望という長期見通しができる企業
③誠実で有能な人々が経営している企業
④(企業価値と比して)極めて割安な価格になっている企業
世界一シンプルなバフェットの投資 P35、36より引用
これら4つのポイントを満たさない場合、買わない方が良いでしょう。
この記事を読んで下さっている読者様に問います。
あなたが投資しようと考えている企業の10年後の姿をはっきりとイメージ出来ますでしょうか?
もし出来なければ、その企業を理解していないということです。
もちろん、バフェットも未来のことは不確実であり理解できないことが多くあることは承知の上です。
ただし、そのくらい具体的にイメージができない場合はその企業への投資は避けるべきです。
理解していない(理解できないも含む)企業へお金を投じることは投資ではなく投機であることを肝に銘じておきましょう。
競合他社を大きく引き離す企業を探すための着眼点
未来のことは誰にも分かりません。
しかし、少しでも不確実性を減らすために以下の点に着目すると良いです。
- 過去の経済は未来の経済の最良の目安となること(→バフェットは未来の経済は過去の経済と全く違ったものにはならないと考えています)
- 10年前と同じことをしている企業を探すべき(→バフェットは10年間事業を継続してきたことは、「適切な運営方法が確立されていること」 および 「隙間市場を発見できたこと」の証だと考えています)
- その企業の製品の寿命を考えること(→例)あるPCソフトとソフトクリームがあるとする。さて、10年後にはどちらが生き残っている可能性が高いだろう?と考える)
目先の株価に左右されることなく、長期的に事業のことを考えることが大事なのです。
いまこの瞬間に起きていることは、過去にも同じようなことが起こっているハズです。
未来の経済もある程度過去と似たような動きをすると想定しておくべきです。
難攻不落の要塞のような企業を探す
第6章です。
「特権」企業を探す
世界一シンプルなバフェットの投資 目次より引用
バフェットはある市場において競合他社を圧倒的に引き離した、断トツな企業を好みます。
バフェットはそのような競争優位性を有する企業を、特権(フランチャイズ)企業と呼んでいます。
ここでいうフランチャイズとは、コンビニのような本部と加盟店からなる「フランチャイズ展開」を行なっている企業という意味ではありませんので、ご注意ください。
特権企業が提供する製品・サービスは次の条件を満たしています。
- みんなが求めている
- 生産・提供のために巨額の資本が不要
- その代替となるものが無い
- 価格規制の対象とならない
この条件を満たす製品・サービスを提供する企業を見極めることが大事です。
特権企業を見つけたら、どのようにして買うか?
では、買い方について、おすすめの方法を紹介します。
- 自分の好きな特権企業をリストアップ
- その企業に払ってもいい最高金額を書き込む
- そのリストをいつもそばに置いておく
(この方法はバフェットを研究しているティモシー・ビックさんが提案)
このようにすると、いざ投資する際に判断ミスを減らせます。
最も大変なのは手順2です。
なぜならば、企業の妥当な価値を自分で決めないといけないからです。
自分で判断するためには、その企業のことをよく調べなければなりません。
自分の好きな企業を見つけられたらいいですね(^^)
ちなみに私は電気自動車に興味がありますので、テスラについて色々と調べています。
今日はここまで
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今後もまだまだ続きますのでお楽しみに。
それではまた!